芝野虎丸名人(20)に井山裕太棋聖(31)が挑戦する第45期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局2日目は、16日午前9時に始まった。前日に94手目を封じた白番の芝野の手が開封され、黒番の井山の手番から始まる。持ち時間は各8時間。夜には終局する見込み。(大出公二)
17:51
マスクを少しの間、外す
午後5時51分、井山挑戦者が177手目を考慮中、芝野名人がマスクを外した。6分ほど外していたが、また着けて離席。戻ってからは着けたまま、盤面に向かっている。
ここからの数手が勝敗を分けそうな、難しい局面を迎えている。
拡大するマスクを外した芝野虎丸名人(右)=モニター越しに撮影
17:30
人間とAIの判断が真逆?
ヨセ合いに入り、検討に加わっていた今村俊也九段は「挑戦者の打ちっぷりから黒がいいと思っているのではないか」。他の棋士も挑戦者よしのムードだが、意外やAIの勝率判定は白よし。ソフトによって白60~80%を示している。どっちが正しいのか。
ヒントは後藤俊午九段の判断に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル